RainbowSongのブログ

根暗で非コミュの30歳。腎炎持ち。文化系の趣味を自称したいけどアウトプットが何もできない。

だんだんと転職先出社日が近づいてきている

ああ、出社日の足音が聞こえる…。焦りの感情とともに残りの休日をカウントするこの感覚は学生時代(大学除く)の夏休みのよう。久しぶりに味わう感情だ。自己啓発本嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え)を読んでしまうくらいにはナーバスになっている。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 この本の感想を書きたかったけれども体系的にまとめることができないので挫折。一度読んだだけではうまく咀嚼できずにいる。「他社の課題」「自分の課題」という視点は大変ためになったので覚えておこうと思うが、それ以外はいかんせん納得できない。納得できないというのは、その有用性についてである。本の中の“青年”が反論するように、向上心をもたず自分のあるがままを許容し他社への貢献(それは他社の承認を求めるのではなくて自分でできる範囲での他社貢献をすればよいという程度の貢献)だけを行っていく姿勢は人間を駄目にすると思う。問答の中で何回か反駁があったような気もするが、自分は理解できていない。また目的論的考え方は、自分の境遇や過去から切り離されたい時には有効であるように思うが、やはり過去が自分の劣等感含め自尊を醸成しているわけであり、早々に因果律から転向はできない。何かしら精神的に潰れるようなことがあった際の緊急避難場所として、目的論という考え方を持っておきたいと思う。