RainbowSongのブログ

根暗で非コミュの30歳。腎炎持ち。文化系の趣味を自称したいけどアウトプットが何もできない。

転職することにした。決意を忘れないために、備忘。

今週のお題「お引っ越し」に引っ掛けて。転職活動疲れたお…。

①今の会社の何が不満だったか

まず、業務内容。経理とは名ばかりで、コーポレート経理と事業部門の間にたち、雑務をこなすだけの日々。現場に近いと言えば聞こえはよいが、物理的な距離があることから結局ビジネスの中身は分からないまま。事業企画などに携わる機会は一切なく、事業部門でやると決められたことを淡々と受理するのみ。おそらく会計処理を誤らないようにするためだけの経理参与であったが、最近は経理上層部がその立場を変えたいみたいで、既に時遅しであるのにあれやこれやとケチをつける。損益の厳しい中、また、時間制約の厳しい中社内稟議を通している事業部門からすると、モチベーションを下げられ、尊厳を傷つけられ、無駄に時間を費やすだけのプロセスになっている。
自分はただただ無力感。我々に求められているものとは何なのか。会計や税務の購読誌すら与えられず、外部セミナーに参加する機会もなく、仕方がないので監査法人の制度会計に関する記事を読んで情報を収集する。
我々のポジションの経理は将来外注化することを目指しており、今は事業部門・経理部門双方に負担をかけながら業務移管の途上である。全てを移管した後、我々はお役御免。年だけ食った、専門的な経験も知識もない中年おっさんは次の会社を求めて転職市場で彷徨うのであろう。

次に業績不信。歴史は古く、図体のでかい会社であるが、業界最下位の地位は不動で、これからの巻き返しを予感させる要素は皆目検討がつかない。大幅な赤字を計上しては増資を行っているが、いずれは資本を食いつぶしてしまうとしか思えない。ある程度の規模の会社なので公的な力が働いて会社は存続するのかもしれないが、中のいち社員がずっと居続けられるかはまた別の話である。

最期に、不全感。末端のひとつの駒であるのだから当然なのかもしれないが、自分の力で会社を改善していける気がしない。疑問や発見(改善点)があっても、それをどこに届ければいいのか分からない。人脈が作れていないのだと言われればそれまでだが、ベテランの上司の方も、今は密室で物事が決まることが多く、どの部署の誰が責任者なのかが分からないと嘆いていたので、自分の思い過ごしだけでもないと思われる。

②今の会社のよかった点(これから失うもの)

とにかく従業員に優しかった。
入社早々、持病のために半年間も休職した社員を雇い続けてくれ、さらに配置転換まで努力していただいた。今回の離職は人道にもとるものであると指摘さればそれは本当にその通りで、この点は今も大変に心苦しい。退職交渉の場でここを責められると陥落しそうな気がしないでもない。本当に申し訳ない。あの時の寛大な措置には感謝しています。ありがとうございました。

③次の会社の魅力的な点(これから得るもの)

①と反対のことになるが、業務内容である。コーポレートの経理業務に携わることができ、これは自分の希望する業務そのものである。ビジネス英語にも接する機会があるようで、必要に迫られなければ腰を上げない自分にとってはこの点もよい環境と言える。
また、教育機会に恵まれそうである。最新の会計制度に関する外部セミナーへの参加の門戸を開いてくれているようで、学びの意欲が消化不良気味だった自分としては大変嬉しい。

④今後大変な点

何より、今までの人脈や社内プロセス知識がゼロになるので、環境に慣れ、人の繋がりを作っていくことが大変であろう。
職業に貴賎なしというが、新しい会社では業務の質が一段上がると思う。そのための勉強は必須であり、新業務と並行しながら学習の時間を確保しなければならない。あと、英語。大学受験以降、たまのTOEICに際して付け焼き刃で勉強をしていたが、これからは継続的にやっていかないといけないだろう。業務を行うに必要な手足のような部分なので、この点を成長させずにはいられない。英語は第一優先課題である。
あと、体力。これはもう、転職にあたって一番の懸念点である。しかし、では健康が心配だからと行ってこれから一生自分の本意に蓋をした生活を続けていかなくてはならないのか。健康を人質にとられているようで、自分はこれから何も自分の意志で将来を選択できないのか。今回は挑戦であり、賭けである。疲れ過ぎない程度に、体力作りのランニング等も行っていきたい。身体が資本。再発しないことを祈り、体力面の充実も怠ってはならないのだろう。もう三十だし。。。

 

以上。
まぁこれだけ書いても、最後の最後で大どんでん返しが起きるかもしれない。とにかく早く、正式に決まればいいなと思う。